無愛想でむかつく後輩に伝えるべき私たちの本当の関係

スキル取得の選択

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

あなたの周りにもいませんか?

挨拶もしない、目も合わない、言い方がきつい、機嫌が悪い、返事が無愛想」そんな職場の人。

特に最近そういう後輩が増えてきたなと感じています。

後輩が嫌い、生意気、ムカつくなどストレスを溜めている方や、どう注意をして良いのか悩んでいる人もいるでしょう。

そこを指摘すると「パワハラになってしまうかも?」と注意できる人が少ないこともまた、そういう社会人を増やす結果になっていると思います。

今どこも人手不足だから辞めて欲しくない?何かあるとすぐ辞めちゃうから言えない?

って、なんか弱み握られてるみたいになってませんか?

これ早いうちに伝えていかないと、かなり厄介な先輩や上司になっていきます。

あなたの周りにもいませんか?
そういう上司や大先輩・・・相手が歳を取れば取るほど周りは言いにくくなるし、「自分は自分だから」という頑固さと「今までこれでやってこれたから」という自負も持ち合わせてしまう。

陶芸も粘土が柔らかいうちには軌道修正できますが、焼き上がってしまったらもう軌道修正できません。それと同じです。

人生、誰に出会うかで変わっていきます。
ダメなことはダメと伝えてくれる人に出会うか出会わないかで今後の人生が大きく変わります。
この記事を読んでいるあなたもその必要性を感じていることと思います。
ただ、どう伝えたらいいのか悩むところですね。

そこで、なぜ社会人としてのマナーが必要であるのかを理解してもらうために、仕事仲間である私たちの関係を言語化して伝える必要があります。

言語化して伝えるメリットは、なぜダメなのか理由を説明できるということです。
「無愛想はだめ」「言い方もっと優しくしなきゃ」では、ただ怒られたという記憶になり不満となって改善しない可能性があります。
『そもそも相手の気持ちを考えたら分かるだろう』と思うかもしれませんが、それを想像できないから今があるのです。

伝える側も、頭の中を整理しながらご覧ください!

なぜそういった態度をとっているのか

挨拶もしない、目も合わない、言い方がきつい、機嫌が悪い、返事が無愛想

職場でこんな態度を取られたら私なら絶対に嫌なのですが笑、本人は自分を客観視できていないことが多いです。

例えば、
・自分がそういう態度をとっていることに気づいていない
・気づいているが直そうとせず、そんな自分を受け入れてもらおうと相手に甘えている
・早い段階で指摘されてこなかったため、直す必要がないと思っている
・相手の立場になってものを考えられない
上記が原因であると考えます。

人は人と関わり合い、やってはいけないことを相手のリアクションなどで知っていくものです。
それは、相手からの表現がすごく重要になってきます。
優しさと甘やかしは別です。
相手の今後を思う行動は優しさですが、相手の今後に無責任な行動は甘やかしです。

友達であれば、誰かに失礼な態度をしたら注意しますよね?
親であれば、子供が店内で暴れ回っていたら怒りますよね?
これはその人を思っての行動です。

逆に
機嫌が悪くきつい言い方をされても怒らない。
誰かに失礼な態度をとっていても指摘せず見て見ぬふり。
「あの人優しいから怒らない」と思われているかもしれませんが、それは優しさではありません。
衝突するのを避けているか、諦めているか、めんどくさいか、もしくは無関心か。
これだと、自分の言動が本当は相手をどういう気分にさせているのか、知る由がありません。

もし気付くきっかけがあったとしても、
周りの人がそういった態度を受け入れていくのであれば、本人が問題視することは無くなっていってしまい、変わるきっかけも失われるでしょう。

なんでその態度がダメなのかを知ってもらう

なぜダメなのか、それは「相手の立場や気持ちを考えずに粗末に扱っているから」です。

思いのまま気のままに接する、というのは相手に対して甘え以外の何者でもありません。
「私はこういう人間だからしょうがない」「直すことができない」というのは、『だから相手が私を受け入れるべき』というわがままな甘えです。

それは直すべきであって、相手に押し付けるものではありません。
社会に出た以上、人とのつながりは避けられません。
周りの人を大事にできない人は、自分も周りから大事に扱われません。
どうコミュニケーションを取っていくのか、というのが社会人には重要です。

①無愛想な態度を相手がどう思うのかを知ってもらう

まずは、本人の勤務態度を客観的な視点から見た印象を伝えましょう。
そういった態度をとると相手がどう感じるの?
・失礼だ
・社会人としてのマナーが悪い
・仕事がしにくい
・コミュニケーションがとりにくい
・この人とは仕事をしたくない
と相手に思われます。

②なぜダメなのか理由を知ってもらう

コミュニケーションが取れない・相手との関係性が築けないとなると、仕事の効率も悪くなり、信頼関係も築けたものではありません。
会社からすると損失になるからです。

③例えを交えて、相手の立場になって考えてみてもらう

こちらから答えに誘導するのではなく、自分で考えて回答してもらいましょう!
もし、気になる回答があれば、深掘り質問して相手を理解していきましょう!

(1)まずは、相手の立場になって自分と向き合う
・あなたは入社したての新人で、あなたの教育係である先輩が無愛想な人だったらどう感じる?
・わからないことが出てくるたびに質問はできそう?
・質問しにくかったら、今後どういった問題が出ると思う?
・仕事のしやすさはどうかな?
・話すときに緊張感は感じる?
・毎日この状態で、この先もこの状態が変わらないとしたらあなたはここで働いていけそう?
・その先輩と一緒に取り組む場合、仕事の内容としてはいいものができそう?
・・・・・など、相手の立場になって自分の態度を見つめ直してもらいましょう。

(2)第三者目線で客観的に自分の行動とそれによって起こる問題の改善策を考える
・今後この新人さんはどうなっていくと思う?
・どこに問題があると思う?
・あなたが”先輩の上司”の立場ならどこを改善する?
・改善するために、上司としてその先輩になんて声をかける?
・・・・・など、このまま改善しないとどういった結果になるのかを考え、改善策まで考えてもらいましょう。
最後の「改善するために、上司としてその先輩になんて声をかける?」は、私たちの立場になってみてもらうのですが、会社としても改善すべき問題であると認識してることを知ってもらいましょう。

質問攻めみたいに見えますが笑、
実際は相手の返答とのラリーをしながらゆっくり脳内で擬似体験させていくのがお勧めです。

みんなが円滑に気持ちよく過ごすために、最低限の礼儀・作法・態度がマナーです
社会人必須能力ですので、必ず身につけておく必要があります。
ここまでお話しが出来ていれば、もう理解はしてくれてると思いますが、
最後に、考え方がシンプルになる「職場の人間関係」についての考え方を伝えましょう。

どう伝える?→私たちの関係を言語化して伝えることで一線を引く

どうして同じ職場で働く私たちの関係にはマナーが必要なのか、職場の人との本当の関係とは?

私は、このように伝えます。

職場の人は、友達でも恋人でも家族でもありません。
血縁関係でもないし、好きで一緒にいるわけでも、楽しいから集まっているわけでもありません。
他人です。
無償の愛もなければ、今日のあなたのご機嫌を察してあげようなんて、そんな余裕も持ってません。
では私たちがなぜ同じ場所にいるのか、それは仕事をするためです。
会社が売上などの目標を達成していくために、雇われた人の集まりです。
同じ目標に向かい、達成するために一緒にいます。
私たちの関係は、感情で繋がってる訳ではなく、とてもシンプルです。
では、目標を達成するためにはどうすればいいのか?
お互い仕事しやすい関係を努力して作っていくことです。
その努力はしなければなりません。
なぜなら、私たちは仕事をするために雇われた身だからです。

お互いに相手を思いやり、コミュニケーションをとりやすくすることで、仕事は円滑に進み良い結果が生まれます。
私たちの目的「仕事」をスムーズにすることを考えればいいのです。

とってもシンプルな関係なのです。
「自分がどうしてここで雇ってもらってるのか」を見失ってはいけません。
働いている理由は、生活のため、趣味のため、推しに貢ぐためなど色々あるかとおもいます。
「雇ってもらってるなんて、自分のために働いてるんだよ!」って声も聞こえてきそうですね笑。
でも現実は、雇ってもらって、仕事をする場をもらって、お金をもらっています。
誰かの態度一つで会社にとって、利益にも損失にもなるのです。


もしそれを理解も改善もできないのだとしたら、それは個人で起業することをお勧めします。
自分でお金を生み出すことができれば、会社にいる必要はありません。
どんな態度であろうと全て自分に責任も結果もついてくるからです。
会社にいる以上、人の土俵で相撲をとっているようなもの。
人の土俵をわがままで荒らしてはいけません。
そういった自分を変えたくないと改めない人は、コミュニケーション必須の会社という枠組みからは外れてみると、景色はクリアになるはずです。
個人で起業すれば、真の社会人マナーが身につくでしょう。

シンプルに考えるとやるべきことが見えてくる

職場は仕事をする場所
職場の人達は、会社の売上や目標を達成するために雇われた人の集まり
仕事を円滑に進め、最高の結果を生み出すことが雇われた私たちの仕事
価値観や環境がバラバラな人が共同で過ごす場所には、マナーが必要
お互いにマナーを持って接すれば、一番効率良く、気持ちよく最高の結果を生み出すことができる

シンプルに考えれば、
わがままとか我の強さとか衝突しやすい物言いとか全てが邪魔であることはわかりますよね。

ただ、人間同士はそうはいかないことが多いです。

だからこそ、改めてシンプルに提示することで気づいてもらうことが必要です。

甘えを持っている人は、突き放されたように感じるかもしれませんが、職場の人はずっと寄りかかられては迷惑に感じていると伝えて改善を促しましょう♪

注意をされて悲劇のヒロインになってしまう人に対しておすすめの対処法は、こちらの記事をご覧ください↓

そもそも注意ができない人には、こちらの記事を参考にしてみてください↓